新規事業を立ち上げたばかりの株式会社エコファクトリー様では、営業からマーケティング、さらに補助金や顕彰事業の申請までを、ほぼ一人で担当していました。広範囲の業務を抱える中で「提案資料の作成や計算に時間がかかりすぎる」「新しい戦略を練る余裕がない」といった課題が常にありました。
こうした状況を改善するため、経営の視点からも注目されたのが生成AI。業務を効率化しながら、提案の質やスピードを高めるための一歩として研修を導入しました。
川山さん営業も申請も含め、幅広い業務を少人数で担っていました。
経験がない業務も多く、早急に解決策を見つける必要があったんです



営業や申請を少人数で担う中で、属人的な負担が非常に大きいと感じていました。
経営としても、効率化と標準化は避けて通れない課題でした。
導入前に立ちはだかった3つの壁
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AIに期待しつつも、導入前には大きな壁がありました。
- 信用できないのではという不安(誤情報が混じる可能性への懸念)
- 具体的な使い方がわからない(プロンプト設計の知識不足)
- 実務にどう落とし込むかが不透明(属人的業務への適用に疑問)
これらの要因から、AIはせいぜい調べ物や文章作成にしか使えないという思い込みが強く、活用が限定的になっていました。

川山さん

AIは重要な業務には使えないと思い込んでいました。
自分の先入観が、活用の幅を狭めていたのだと気づきました。
村上社長

私自身も当初は、AIは文章作成程度にしか役立たないのではと考えていました。
実務に適用できるかどうか、経営者として慎重になっていたのも事実です。



製造業では属人的な業務が多いため、“AIに任せられるのか”という不安はよく聞かれます。
ですが、正しい知識を身につければ、重要業務でも効果を発揮できるものです。
プロンプトとGPTs──研修で得た大きな学び
研修で特に役立ったのが、プロンプトの書き方 と GPTsの作成方法 です。正しく指示を与えることで、AIが返す答えの精度が大きく変わることを実感しました。また、特定の業務に特化したGPTsを作ることで、日常業務に自然と組み込めるようになったのです。
「困ったらAIに相談する」という姿勢が生まれ、AIが身近な存在に変わった瞬間でもありました。



上手なプロンプトの書き方やGPTsの作成を学んだことで、一気に活用の幅が広がりました。
今ではまずAIに相談してみるのが自然になっています。



研修を通じて、社員が自然にAIを使えるようになったのは大きな変化です。
知識だけでなく、実務にどう活かせるかが明確になったことが成果だと思います。



AIを秘書のように使えるようになったのは、プロンプトとGPTsを習得したからですね。
ここを理解すると、活用が一気に進みます。
生成AIで変わった業務効率
導入前と導入後では業務にかかる時間と質が大きく変わりました。
| 業務内容 | 導入前 | 導入後 | 主な効果 |
|---|---|---|---|
| 公募・申請書類作成 | 約1週間 | 半日〜1日 | 作成負担を大幅削減、顕彰事業で受賞 |
| 投資回収試算(LCC) | 丸1日 | 約2時間 | 複雑計算を正確かつ迅速に対応 |
| 提案書作成 | 一貫性が乏しい | 筋道が明確・短時間 | 説得力が向上、営業全体に余裕 |



提案書の一貫性が増し、より伝わりやすい内容になりました。試算業務も短縮され、営業に余裕を持って取り組めるようになりました。



公募・申請業務は特に負担が大きかったのですが、AIを取り入れたことで劇的に改善しました。
顕彰事業で優秀賞をいただけたことは、外部からの評価という意味でも大きな成果です。
営業の“質”を高めた具体的な活用シーン
効率化だけでなく、営業の質そのものが変わりました。
壁打ちの段階からAIを使うことで、表面的なアイデアにとどまらず、深い思考ができるようになりました。提案資料もGPTsを活用して仕上げることで、以前よりも論理的で一貫した内容を短時間で作成できています。
AIを単なる便利ツールとしてではなく、営業活動を支える“伴走者”として活用できるようになったのです。



AIを使った壁打ちは、以前より深い思考につながっています。
資料作成も短時間で質を高められるので、顧客への提案に自信が持てるようになりました。



営業支援においても、AIは第三者的な視点を加えてくれます。顧客への提案の裏付けを強化する役割を果たしていると実感しています。



壁打ちとしてのAIは、視点を増やし、論理の筋道を明確にしてくれますよね。結果として、伝える力だけでなく、考える力も研ぎ澄まされていきます。
秘書のように寄り添う──日常に根づいたAI活用
AIは今では自然に業務の一部として組み込まれています。営業戦略の検討や市場調査、提案資料の下書きや複雑な計算など、あらゆる場面でAIがサポートしてくれます。
利用を重ねるうちに、AIは利用者の意図をより的確にくみ取れるようになり、まるで秘書に相談するような感覚で頼れる存在となりました。



今では何でも気軽にAIに相談しています。
使えば使うほど意図を汲み取ってくれるようになり、本当に秘書のような存在になりました。



私自身も日常的にAIを使うようになりました。
営業戦略や事業戦略を考える際のヒントをくれる存在だと感じています。
個人から組織へ──次のステップは“全社活用”
川山様は、今後は個人の効率化にとどまらず、GPTsをチームに共有して全社的に活用を広げたいと考えています。属人化を防ぎ、誰もが一定の成果を出せる環境を整えることが目標です。



GPTsを共有して、個人だけでなく社内全体で活用を進めたいです。
経験や年数に関わらず、誰もが成果を出せる仕組みを作りたいと思っています。



AI活用を全社に広げることは、経営としての重要な課題です。
属人化を抑え、社員一人ひとりが主体的に工夫できる環境を整えていきたいと考えています。



GPTsを共有することで、個人の試行錯誤が自然とチーム全体の知恵になっていくような広がり方が理想的だと思っています。
うまくいった活用例が仕組みとして共有されれば、誰でも同じように成果を出せる土台が整っていきます。
「正しい使い方を学べば成果は出る」──導入を検討している方へ
AIに対して「本当に役立つのか」という不安は、多くの企業に共通するものです。しかし実際に学び、業務に取り入れて成果を体感すれば、その考え方は大きく変わります。



当初はAIは文章作成などに使う程度だと考えていました。
しかし研修を通じて、その効果を実感できました。
営業や申請業務に限らず、今後は戦略面でも役立つと確信しています。
AI活用に興味のある方へ
株式会社MoMoでは、150社以上の企業様にAI導入支援を行ってきました。
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