教育現場でのAI活用事例!専門学校がChatGPTで実現した効率化と学習支援の強化

目次

はじめに

教育現場にも、AIの波が押し寄せています。

今回は、日本ITビジネスカレッジの副校長である川島さんに、ChatGPTを活用した教育現場の効率化事例について伺いました。
学生支援や授業準備など、多忙な日々を送る川島さんが、どのようにAIを取り入れて働き方改革を進めたのか、具体的な活用例をご紹介します。

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1. ChatGPT導入のきっかけと課題

AI講師|石松

川島さん、普段はどのような業務をされていますか?

川島さん

私は副校長として、学生支援や授業、教職員のサポート、企業や行政との調整など幅広い業務を担当しています。
また、留学生向けの日本語教育や企業とのコラボイベントの企画・運営も行っています。

これまで多岐にわたる業務に追われ、効率化が課題だったそうです。
特に、授業資料の作成や学生へのフィードバックには時間がかかり、業務の負担が大きかったといいます。

AI講師|石松

ChatGPT研修を受けるきっかけは何だったのでしょうか?

川島さん

理事長から教職員の業務負担軽減のためにAIを活用してはどうかと提案がありました。
私自身、会議記録の整理にChatGPTを使ったことはありましたが、最低限の活用にとどまっていたので、業務効率が向上し、働き方改革に繋がればと思い、研修を受けることにしました。

2. ChatGPTで広がる教育現場の可能性

ChatGPT研修では、AIの基本から具体的な活用方法まで体系的に学びました。
「具体的に何を実現したいか」を整理し、それを具現化する提案をしてもらったことで、業務が効率化できたとのことです。

川島さん

授業資料の作成や添削作業を効率化できたのは非常に助かりました。
また、漠然とした要望を具体的な形にする方法を教えていただけたので、業務の見直しがスムーズに進みました。

AI講師|石松

そうですね。
川島さんの思考回路や業務フローを言語化することで、どのタイミングでどのようにAIを活用すればよいかが、より明確になったのではないかと思います。

学んだ内容はすぐに業務に活用され、特に以下の3つの分野で効果が見られています。

学習支援の効率化

川島さんはChatGPTを活用し、学生が主体的に学べる環境を整えました。

川島さん

学生が自分で作成した問題に解答や解説を付ける『ビジネスマナー問題作成GPTs』、日本語能力試験のレベル別問題を作成する『留学生向け日本語能力試験レベル別問題作成GPTs』、面接指導をする『面接対策GPTs』、学生が作成した資料を添削する『プレゼン資料添削GPTs』を作成し、活用しています。
これにより、指導の幅が広がり、効果的な学習支援が可能になりました。

AI講師|石松

業務を効率化した結果、学生の主体性を高めることができるのは、教育現場におけるAI活用の理想形ですね。

面接対策とフィードバックの改善

留学生の面接対策には、特に効果を感じているそうです。

川島さん

面接練習では、質問20項目に対して1人の添削に30分以上かかっていたのが、GPTs『面接対策くん』のおかげで、瞬時にフィードバックができるようになりました。
その結果、学生一人ひとりと向き合う時間が増えました

AI講師|石松

面接対策は、時間のかかる業務の一つですよね。
特に担当業務が多い方にとっては、ChatGPTを活用することで業務を効率化し、より優先度の高い業務に時間を割けるようになるのが、AI活用のメリットの一つですね。

授業準備と資料作成の効率化

日々の授業資料作成や添削作業も、AIがサポートしています。

川島さん

資料作成にかかる時間が減り、さらに内容も充実しました。
AIの視点を取り入れることで、私の意見に偏らないフィードバックが可能になり、学生にとって有益な指導ができています。

AI講師|石松

教育現場では、多角的な視点を取り入れることが大切ですよね。ChatGPTを活用することで、これまでよりも短い時間で、より多くの視点から考えさせることができるのが便利な点です。
一気に自分が様々な専門家になったような気分になれる、そんな感覚でしょうか。

3. ChatGPT活用での苦労と乗り越え方

導入初期は、学習時間を確保することに苦労したといいます。

川島さん

週1回2時間の研修時間を確保するのは大変でしたが、その時間に集中して学ぶことが本当に楽しく、リフレッシュややる気の向上にも繋がりました。
忙しい中でも自分の成長を実感できる貴重な時間となり、充実感を得られたのが大きな収穫です。

AI講師|石松

毎回、研修をとても楽しんで受講していただいている様子が印象的でした。
川島さんからいただいたアイデアを基に、具体的にどのように活用できるかを一緒に考えるのは楽しかったですね。

4. 今後の目標は?

AI講師|石松

今後、ChatGPTをどのように活用していきたいですか?

川島さん

学生がAIを正しく活用できるようサポートを続けたいと思います。
また、AIが苦手な教職員に対してもモチベーションを高めるサポートをしていきたいですね。
さらに、新しい活用方法を模索し、教育現場の可能性を広げていきたいです。

まとめ:教育現場でのChatGPT活用がもたらす未来

ChatGPTを活用した日本ITビジネスカレッジの取り組みは、教育現場における業務効率化と学生支援の幅を広げています。
AIを適切に使いこなすことで、学生と向き合う時間を増やし、教育の質を向上させることが可能です。
この事例は、学校教育におけるAI導入の可能性を示す好例といえるでしょう。

教育現場でのAI活用をお考えの方へ

今回の事例からもわかるように、AIは教育現場における業務改善と効率化に大きな力を発揮します。
株式会社MoMoでは、これまでに150社以上の企業様のAI導入をサポートしています。
AIに興味のある方は、ぜひ無料相談をご利用ください。

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この記事を書いた人

株式会社MoMoの広報担当、桃乃愛です。
AIに関する知識や活用法、AI時代に求められるマインドセット、AI時代のキャリアやスキルアップのヒントなどを発信中!
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もちろん、MoMoの最新ニュースもお伝えしていきますので、是非お楽しみに(^^♪

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