ChatGPTが建設業の働き方を変える！AI活用で業務時間50%削減の成功事例

私たちは住宅建築の設計・施工を行っています。
具体的には、お客様への建築プランの提案、見積もり作成、図面作成、官公庁への申請、施工管理、アフターメンテナンスなど幅広い業務を担当しています。
特に、お客様への提案書作成や工事の記録作成に多くの時間を使っており、デスクワークが残業になりがちでした。

建設業は人手不足が深刻な課題となっています。
その中で、生産性を向上させるためにAIを活用できないかと考えました。
ChatGPTのことは知っていましたが、仕事に使えるのか疑問もありました。
そんな時、国の助成金を活用できると知り、各部署の代表者が研修を受けることになったんです。

特に、自社に特化したChatGPTのカスタマイズ方法を学べたのは大きな収穫でした。
弊社では、新入社員や中途採用者が多く、社内ルールや書類作成の手順などを覚えるのに時間がかかります。
そうした問題を解決するための仕組み作りについても研修で学べました。

メール作成や工事のお知らせ文書をChatGPTにサポートしてもらうことで、短時間で質の高い文章が作れるようになりました。
以前は誤字脱字や敬語の使い方に気を配る必要がありましたが、今はChatGPTが正しいフォーマットで作ってくれるので、手直しの時間も減りました。

お客様への提案書作成も大きく改善されました。
ChatGPTを使って資料の骨組みを作り、それをもとにGamma AIやCanvaでデザインすることで、見やすく分かりやすい提案書が短時間で完成します。

新入社員や中途採用者向けに、社内ルールや業務マニュアルをChatGPTで作成することで、教育の時間が短縮されました。
『この業務はどの書類を使えばいいのか？』といった疑問に対して、ChatGPTが即座に回答してくれるので、業務のスムーズな引き継ぎが可能になりました。

研修前は、AIを業務に取り入れるのは難しいのではないかと思っていました。
でも、研修を通じて、ChatGPTの基本操作や応用方法を学び、実際に試してみることで、不安がなくなりました。
今では各部署でChatGPTを使いながら、業務をどのように効率化できるかを考え、実践するようになっています。

建設業は専門性の高い業種なので、AIが対応できるのか心配でした。
しかし、使い方を工夫すれば、十分に業務の効率化が可能であることが分かりました。
最初は『こんなこともできるのかな？』と半信半疑でしたが、実際に試してみることで活用の幅が広がっていきました。

各部署の代表者が研修で学んだ知識を社内に共有し、会社全体でChatGPTを活用できる環境を整えていきたいです。
特に、新入社員や中途採用者の業務サポートにAIを活かし、よりスムーズな業務遂行ができるようにしたいと考えています。