はじめに
デザイン業務でもAIの活用が進み、業務の効率化や質の向上が求められています。
今回は、生成AIをデザイン業務に活用している有限会社エムパックの森山さんにインタビューし、具体的な活用方法や導入による成果、課題と解決策について詳しく伺いました。
「AIを導入したいけど、どう活用すればいいかわからない」「デザイン業務での生成AI活用方法を知りたい」と考えている企業の方にとって、参考になる内容です!
1. 生成AI導入のきっかけと課題
AI講師|後藤森山さん、普段どのような業務をされていますか?



普段は主にデザイン業務を担当しています。企業様からのご依頼をもとに、商品パッケージのデザインを中心に、名刺やチラシ、パンフレットなどの販促物、WebサイトやWeb広告用のビジュアルまで幅広く制作しています。案件ごとに目的やターゲット、使用シーンを意識しながら、分かりやすく伝わるデザインを心がけています。



生成AIの研修を受講しようと思ったきっかけは?



もともと生成AIには興味があり、情報として触れることはありましたが、実際には質問して答えをもらう程度の使い方しかできていませんでした。本当に業務に活かせているのか自信がない状態だったと思います。そんな中で会社の方から研修の話をいただき、基礎から体系的に学べる良い機会だと感じ、ぜひ受講したいと思い参加しました。
2. 生成AIで広がる業務の可能性
研修では、生成AIの基本操作から応用的な使い方、さらには他のAIツールとの連携まで幅広く学べたといいます。



研修を通して、生成AIの基本的な使い方だけでなく、その背景や考え方を学ぶことができました。プロンプトの重要性や、AIにも得意・不得意があること、万能ではないという点など、使う側が理解しておくべきポイントを知れたのが大きかったです。操作面だけでなく、どう向き合い、どう使うかという姿勢まで学べたと感じています。
現在、生成AIは主に以下の業務で活用されています。
①デザイン制作のリサーチや情報整理



デザイン制作の中で、特にリサーチから制作に入るまでの工程で生成AIを活用しています。情報収集をしたあと、デザインの構成や方向性を考える際に、常に一緒に作業をしているような感覚で使っています。
②実際のデザイン業務



迷ったときや判断に悩む場面では、提案内容に対する理由や根拠を確認しながら進められるため、納得感を持って制作できるようになりました。
③デザインのクオリティアップ



カラー選定や掲載情報の整理、必要に応じてデザイン素材を生成できることで妥協が減り、修正回数も少なくなりました。その結果、お客様の決定スピードが上がったと感じています。
3. 生成AI導入で実感した変化



研修を受ける前と後で、どんな変化がありましたか?



研修前と比べて、生成AIに関する知識が増えただけでなく、使い方への意識が大きく変わりました。何を作りたいのか、どんなゴールを目指すのかを明確にした上でAIを使うようになり、やり取りがより具体的になりました。また、仕事の完了スピードも大きく向上し、内容によっては以前の半分以下の時間で終わることもあります。想像以上に作業がスムーズに進むようになったと感じています。
また、生成AIは「単に作業を楽にするツール」ではなく、「より良い提案をするためのサポートツール」として活用することが重要だと気づいたそうです。
4. 生成AI活用での苦労と乗り越え方
生成AIを業務に導入する際、どこまでAIに任せるべきかの判断が課題となりました。



生成AIを使う中で、自分が求めている答えと出力内容にズレを感じることが課題でした。思った通りの回答が得られない場面も多く、最初は戸惑いましたが、一つのAIに頼らず複数の生成AIに同じ質問を投げたり、なぜその回答になったのかを深掘りして確認するようにしました。その結果、AIの特性を理解し、より適切な使い分けができるようになりました。
5. 今後の目標は?



今後、生成AIをどのように活用していきたいですか?



現在は生成AIを活用できている領域はまだ一部に過ぎないと感じており、今後はより多くの種類のAIを使いこなせるようになりたいと考えています。アイデア出しや相談だけでなく、作業面でもさらにAIに任せられる範囲を広げることで、制作の効率や完成度をより高めていくことが目標です。可能性を探りながら、実務に活かしていきたいと思っています。
デザイン業界ではまだAIの導入が進んでいない企業も多いため、生成AIを活用して業務の効率化と支援の質向上をさらに進めていく計画とのことです。
6. 生成AI研修の受講を検討している方に一言



生成AI研修を検討しているなら、正直やった方がいいと思います。AIに対する知識が浅い状態では、本当に自分に必要かどうかを正しく判断するのは難しいと感じました。私自身、きっかけがなければ受講していなかったと思いますが、今振り返ると参加して本当に良かったです。迷っているのであれば、まず一歩踏み出してみることをおすすめします。
まとめ:生成AIでデザイン業務の効率化を実現
生成AIの導入により、デザイン業務でもリサーチの情報収集やデザインのクオリティアップなど、多くのメリットが得られています。
特にデザイン業務の人手不足の課題を補うための有力なツールとして、活用が進んでいくことが期待されます。
生成AI活用に興味がある企業様へ
今回の事例からも分かるように、生成AIはデザイン業務においても業務改善に貢献しています。
株式会社MoMoでは、AI導入支援を行い、すでに200社以上の企業様にご利用いただいております。
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